パーミションとは何か?その2−伝統的マーケティング

だいぶ間が開いちゃいましたが、前回の続き、
パーミション・マーケティング
についてです。


さてさて、今回はコレ。
◎伝統的マーケティング

この本の著者は、パーミション・マーケティングを推奨する一方で、情報虫歯
にならないかを心配しています。

【情報虫歯】とは…好きな物だけを食べて虫歯になるように、好きな情報だけを得ていることは、果たして健康だろうか?


ふんふん、なるほど。
確かに『欲しい情報を得る』ことは絶対だけれど、そこで完結してしまうと広がりがなくなるのでは?ということなんだな。
“個”を大切にするあまり、“個”に合わせた情報のカスタマイズが進んでしまうと、食わず嫌いが発生してしまうのだな。


そこで出てくるのが、著者の挙げる伝統的マーケティングです。


〈1、ビルボードマーケティング
その名の通り、看板。
それを目にした人に対して、『どーですかー?良いでしょー?』と訴えかけ、そして来るのを待つのです。


〈2、ストラックアウト・マーケティング
この名前は、著者がかの有名な「筋肉番付」の人気コーナー(ボードに書いてある9つの数字に、当てる場所を宣言してからボールを当てる競技)から拝借したものです。
企業がお客に向かって『これどーですかー?』とボールを投げて『いいねー!』って言ったらラッキー!というようなことを指します。


この2つの方法は確かに、ひとつ前の時代の手段です。

しかし!

これをパーミション・マーケティングとミックスさせることが、情報虫歯を防ぐ方法なのです。


あたしはこれを読んだ時、思わず

なるほどッ!こりゃあ上手いこと言ったもんだッ!!

と叫んでしまいましたよ。あい。


つまりあれですな。何事も、偏りは良くないということですな。
マーケティングも健康的に行う時代なんですね。納得!

ちなみに、今コレも読んでます。

図解でわかる Web2.0マーケティング

図解でわかる Web2.0マーケティング

とりあえず、web2.0にまつわることが大体全部サラッと読めます。


ではまた。

最近久しぶりにaiko聴いてます。キュンキュン!

暁のラブレター(SACDハイブリット盤)

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